●番外編6 デネブ再び(ガラスの靴の落し物)
「デネブッ!私たちは舞踏会に行ってくるからちゃんと掃除をしておくんだよ!」
ガンプ母さんが頭に油を塗りながら言うと、デネブの姉のハボリムとギルダスとデボルド をつれて家を出ていった。四人ともきれいなドレスに身を包み、歩くたびに花びらが舞っ ているようでした。それに比べデネブはぼろくてつぎはぎだらけの服を着ている。
「ふっ、ふふふ…もうすぐいい魔法使いがきて、あたしのこのくそきたない服はドレスに かわって、かぼちゃの馬車にのってお城に行って……王子の財産はあたしのもの……さあ 早くいらっしゃい!」
その時遠くで叫び声がきこえたかとおもうとドアがノックされた。「あっ!きたきた…ウ ェルカム!」
そう言いデネブがドアを開けるとそこには有名な彫刻家のプレザンスばあさんがいました。
「あなたのお姉さんたちは始末しておきましたよ。ほぉぅら……」
プレザンスばあさんの指差すほうには、はげ頭からつるが生えたガンプ母さんや一本のつ るで串刺しにされた3人の姉がいた。「ね、だんご三兄弟みたいですねぇ〜…それからお 母さんに髪の毛が生えてよかったですねぇ〜フサフサぁ〜……はいアートネーチャー」
「誰よあんた……?」
デネブは母や姉の遺品をあさりながら言った。
「私ですか?私はあれですよ。ほら、りんごを売りにきたおきさき様ですよ」
プレザンスばあさんはかばんをあさると、りんごのたくさん入ったかごを取り出した。
「この黒いりんごどうです?」
「あたしは赤いのでいいわ」
デネブはかごにある赤いりんごを手に取った。
「あぶないですぅ〜!」
プレザンスばあさんは手に持っている黒いりんごをデネブに投げつけた。「それは毒りん ごですよ。私がいてよかったですねぇ〜…私がいなかったらあなた死んでましたよぉ〜… なんまいだぁ〜」
「何で毒りんごなんかもってんのよ……それに黒いりんごのほうがあやしいじゃない」
デネブは身を起こしながら言った。
「あなたはバカですか?カモフラージュも知らないなんて…」
ババアはかごから紙切れを出した。「説明書を見せてといえないのですか?あなたは…」
プレザンスばあさんは紙切れを投げつけた。
「スキありッ!デネブ・スペシャル・グランドフィナーレ・グレイト・ボム!IN近所のス ーパー!」
無数のパンプキンヘッドがババアを囲み爆発した。「ま、ババアふぜいじゃ、こんなもん ね。この話はあたしが主人公、勝手に話をそらせないわ。いそいで舞踏会に行かなきゃ」
デネブはガンプ母さんのドレスを取り、城へと急いだ。
「このお城があたしのものになるのね…」
デネブはそうつぶやき城へ入っていった。
デネブは城に入ると食事の並んだテーブルのとこに足をくんで座った。すると突然ワイ
ンのビンが倒れた!
「マ〜クドナ〜ルトぉ〜ぅぉぅ!」
倒れたワインのビンからプレザンスばあさんが出てきた。「お母さんはこの結婚を許しま
せんよぉ〜!」
「何で生きてるわけ!」
デネブはナイフとフォークをプレザンスばあさんに投げつけた。
「お行儀が悪いですねぇ〜ナイフとフォークはこうやって投げるのですよ」
デネブが投げたナイフとフォークを受け取るとプレザンスばあさんは王子らしい人に投げ
つけた。ナイフとフォークは王子らしい人の額に刺さった。「100点ですぅ〜」
プレザンスばあさんはみんなを見回していった。
「何てことするのよ!犯罪者になっちゃうわよ」
デネブは料理を袋に詰めて逃げる準備をしだした。
「あらアンコールだなんてそんなにすごかったですか?今度は大臣ですか?あなたも人使
いが荒いですねぇ〜」
プレザンスばあさんはまたナイフとフォークを手に取る。
「あたしがいつそんな命令したのよ!」
デネブは取り押さえようとする兵士を倒して言った。
「お母さんに向かって口答えは許しませんよ!エイクオブソーン」
プレザンスばあさんがアースワンドを取り出しかかげると地面からつるが伸びてきてデネ
ブを縛る。
「デネブは不滅よ〜」
プレザンスばあさんはデネブをいつものように処理した。そして新たな基地を手に入る
ため城の者も始末した。美しき大地がまた増えたのだ。
叫べババー、はいずりまわれババー、ノートをとれババー、この問題を解いてみろ
ババーァ!!
プランシーじいさんの輝く瞳をその指でつぶし、世界を闇に包み込むその日まで…
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ババアの数えられる数字は50まで……
「不滅なあなたにエイクオブソーン」